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英語教授法・英語勉強法

都立自校作成問題の特徴とその対策

都立高校 英語自校作成問題の対策              担当 稲垣弘道

<自校作成問題の特徴>

●特徴1
制限時間40分にしては読まなければいけない英文量が非常に多い
単純に解ける問題もあるが、読解力がなければ解けない問題も多い。
難解な語句には注がついているが、注を見ながら読んでいくのでは時間が足りない

■対策
長い英文を速く読んで問題を解く練習をする必要がある。時間との勝負!
→注をいちいち見ている暇はないので、中学生の範囲を超えているような語彙についても意味を知っている必要がある。
→普段からすばやく問題の趣旨を読み取って速く正確に答えるようにこころがける
→1つの問題にこだわって時間を消費しすぎないようにする

●特徴2
「長文対話形式問題」が毎年必ず出題されている。対話形式といっても買い物やレストランの会話といった決まった状況ではなく、インタビューや講義や議論といった形式で環境問題、文化的な問題、科学的な内容などが話題になっていることが多い。

■対策
普通の英文と違い、段落がないので、誰がどんな意見を言ったのか、話題がどのように変遷しているのかを理解するための工夫が必要である。
→ト書きや誰が話していることなのかも読み飛ばさないようにする。話題が変わるごとに切れ目を入れていくと良い。

●特徴3
読解問題に関連したテーマについて40語から50語で書かせる長い自由作文の問題が出る。

■対策
1つひとつの文が正確に書けなければいけないのと同時にまとまったことを書く場合英語はどのような順序で書くべきかを知っておく必要がある。英作文は英借文。自分かってに英文を作るのではなくたくさんの英文を覚えそれを応用して書くのがポイント。

→単語ではなく文のレベルの英語をできるだけたくさん覚えて応用できるようにする。